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0323-山梨県 アーカイブ

2009年07月23日

地域支援事業:山梨県

■山梨(富士北麓地域):吉田 洋・藤園まり(獣害対策支援センター)

目的:
人里およびその付近におけるツキノワグマ放置誘引物(柿)の除去

方法:
山梨県富士吉田市、南都留郡富士河口湖町において、「第二回柿渋隊」および
「第三回柿とりたい会」を実施する。両イベントでは、地元のみならず、
全国各地から参加者を募り、収穫する予定のない柿を収穫し、加工する。

「第二回柿渋隊」では、8月に青柿(未成熟の柿の実)を収穫し、柿渋の原料をその場で作り、
それを参加者各々が持ち帰って発酵させ、利用してもらう。
「第三回柿とりたい会」では、11月に成熟した柿の実を収穫し、参加者に干柿の作り方を教え、
持って帰ってもらう。なお、収穫の予定のない柿は、市町の担当課の協力を得て、募集する。

事項主体は、過去の「柿渋隊」および「柿とりたい会」の実施主体で、
これまでに誘引物除去とイベントの運営のノウハウを蓄積してきた市民団体
「獣害対策支援センター(代表:佐藤永史郎、事務局:藤園まり、顧問:吉田洋)」が担う。
獣害対策支援センターのボランティアと、農家等と共同でイベントを行う。

また、両イベントでは収穫だけでなく、講演会も実施し、野生動物と地域がおかれている現状、
被害対策の効果等を普及啓発する。

期待される効果:
人里における誘引物を除去することにより、ツキノワグマによる集落への出没件数が大きく減少することが見込まれる。また、講演会により、地元への獣害対策に関する普及促進が期待されるとともに、都市-農村間の相互理解の促進が期待される。

スケジュール:
5月  柿の募集
8月  第二回柿渋隊
11月  第三回柿とりたい会

2010年07月02日

事業報告:山梨

放任果樹の撤去、管理剪定 
2009年獣害対策支援センター
 実収穫、剪定日住所本数備考
1 9月6日富士吉田市上暮地7 クマ登った木
2 8月30日富士吉田市下吉田1 畑の柿
3 11月12日富士吉田市新屋2 柿の実引き取りなし
4 11月5日富士吉田市下吉田1 剪定
5 10月24日富士吉田市上吉田1 樹高高い
6 11月2日下吉田3 実の収穫
7 11月7日富士吉田市竜ヶ丘1 剪定
8 11月8日富士吉田市下吉田1 剪定

 今年は、8日間、17本の柿の実の撤去、管理剪定を行いました。
 集落すべての柿の手入れをするのは労働力的にも、予算的にも難しいですが、野生動物の生息状況を把握し、被害防止効果の高い柿の所有者に許可を取りながら、少しずつでも管理していくことが重要であると思われます。
 また、柿の手入れをする活動を知って頂くことで、地域住民への果樹管理の必要性を認識し、行動に移してもらえるきっかけとなる効果も期待できます。活動をはじめた数年前より、クマと柿の関係を理解する声は高くなっており、啓蒙効果もあるようです。しかし現状は、住民の柿消費意欲の減少や、管理する手間の無さが目立ち、やはり外部からの協力体制と管理啓発は今後大切となると予測されます。

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