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地域支援事業:長野県

■長野県:溝口泰紀(南安曇農業高校)

目的:
地元住民が主体となって取り組む集落へ野生動物(クマ、サル、シカ等)の侵入を防ぐ(予防する)
活動(柿もぎ活動、竹林整備、電気柵の設置、遊休農地の整備等)を定着させる。
さらに、その活動を通し、地域の活性化を目指す。
特に、野生動物を里へ誘因する大きな原因作物である「柿の実」を早期に住民が
収穫する動機づけとして、「干し柿利用」ができないか検討する。
また、農業教育において、野生動物(哺乳類)の問題を教材化可能か検討する。

方法:
地域に外部の人(特に都会の住民)を招き、農村体験や自然体験をしていただくことで、
地元住民自身に自分の地域の良さを再発見してもらう。
農業高校でクマと共存する活動を行っている団体に、
農業被害防止の方法等に関する授業をしていただく。
今年はクマのテレメトリー調査の学習を取り入れたい。

期待される成果:
自分が生まれ育った地域の良さを再発見した地元住民は、
自分たちの力だけで、野生動物との棲み分けに必要な諸活動を活発化することが期待される。
特に、野生動物を誘因してきた「渋柿の実」を「干し柿」に活用することで、
「渋柿」の需要を高め、渋柿が野生動物を誘因する前に収穫し、
野生動物の人里への侵入を予防する生活スタイルを確立する。
農業高校でのクマ授業で、農業被害の防止を含む野生動物との共存活動が、
農業教育に必要であるということが認められれば、野生動物(哺乳類)の問題を継続的に
授業内で取り扱うことが可能となり、他の農業高校へも波及が見込まれる。

スケジュール:
10月25日(日)竹林管理と柿もぎ用竹竿作り(サル柿大学)
11月 8日(日)柿もぎと干し柿作り(サル柿大学)

7月中旬  簡易電気柵の設置講習会 (サル柿大学・南安曇農業高校)
9月上旬  南安曇農業高校の高校生へのクマ授業 (信州クマ研)