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地域支援事業:兵庫県

■兵庫県:横山真弓(兵庫県立大学/森林動物研究センター)
地域に根差したツキノワグマ対策を目指した取り組み方法の確立
―地域住民による有害個体の集落接近モニタリングとクマ学習指導者の育成―

・地域住民による有害個体の集落接近モニタリング
出没多発地域において、3,4集落の住民に受信機を貸出し、学習放獣した個体が
自分の集落や周辺集落に接近しているかどうかをモニタリングしてもらう。
森林動物研究センターからモニタリング手法等の指導を行うとともに、
研究センターが定期的にモニタリングしているクマの位置情報を担当住民に知らせる。
また、注意を要する個体の情報交換を行う。担当住民は、クマの集落接近時には、
速やかにメールにて情報をセンターへ連絡し、県、市町、研究センターで対応策を検討するなどの
仕組みを構築する。2008年度は野外教育施設所属の地域住民1名と森林組合所属の
地域住民1名がモニタリング技術の習得し、継続モニタリングしている。
今年度は、さらに他の野外教育施設や集客施設の職員などの地域住民に技術指導を行い
モニタリング手法習得者人数を増やす。

・クマ学習指導者の育成 
ツキノワグマの多く生息する地域にある野外教育施設と連携し、
ツキノワグマを素材にした環境教育指導者を育成する。
またツキノワグマに関する教育プログラムを試作する。

地域:
兵庫県香美町
(香美町は、ツキノワグマの生息分布中心部である氷ノ山山系の北部山麓にあたり、
2002年ごろから、出没が目立ち始めた。
また、兵庫県ツキノワグマ保護管理計画に基づいた学習放獣の実績の多い地域である。

スケジュール:
6月 現地趣旨説明と候補者選定
7月 クマ学習指導者対象のセミナーを開催する
8月以降 新たなモニタリング習得者への指導